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マジェご飯125杯
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同じ北海道のコマジェ乗り、日本初のコマジェHP(現在は閉鎖)管理人MAHさんから頂いたコンテンツです

- バイクに屋根を付けてみた -

 『北国のバイクは、見た目よりも加速よりも、
 あったか快適性が最優先』

 北海道の気候は過酷で、悲しいことに11月から5月までの
 1年の半分以上の間、バイクは自宅やバイク屋さんの車庫で
 バッテリーを外され、冬眠を余儀なくされる

 短いバイクシーズンに、できる限り長く乗るためには、
 まだ残雪残る4月上旬から乗り出し、初雪の12月まで
 根性で乗るしかないわけだが、これが半端じゃなく寒い。。。

 最低気温が氷点下のこの時期にバイクに乗るには、
 人離れした根性と、厳重な防寒対策が必須となるのだが、
 そこはやはり島国日本の最北端
 スキーに行く格好でも、めっちゃ寒い
 手は凍り、あごには切れたような痛みが走り、
 首から入った冷気で腹が冷え込み、下痢するオマケつき。。。

 『北国のバイクは、見た目よりも加速よりも、
 あったか快適性が最優先』 が信条のMAHは考えた。

 こりゃ屋根つけるしかないっしょ? と。。。


- HOW TO SETTING -
 作業時間 2.5時間

 天気も上々、屋根付け日和♪
 9時から始めて、昼飯食いに屋根つきで行けちゃいました♪

 佐川から届いた、5才サイズのダンボール

 ・予想してたよりは小さめかな?
 ・送料サービスという点は、いつも特別料金を取られる
  ホッカイダーにとっては、お買い得感上々♪

- 開封してみる -
 ワクワクする瞬間ですね♪

 手前の大きいヤツがシールド
 エアキャップ+クッションシートの2重梱包

 その奥に1才サイズのダンボールが、ガムテで固定され、
 その中にフロントマスクやボルト・ワイパーモーター
 なんかが収納

 梱包状態としては、実用上問題ないレベル

- ボルト関連 -
 なにと何を繋ぐボルトなのかが、細かく記載された小袋に
 入っているので、 迷うことなく組み上げられた

 特殊なネジはないが、紛失や不良対策として、予備に
 1ペアづつ多く 欲しいところ。。。

 添付の取り説は、カラーで分かりやすいが、画像が不鮮明で
 ベース装着から、いきなり完成図に飛ぶので、少々迷った

- ノーマルパーツの取り外し -
 フロントカウルを4本のボルトを外して撤去

 シールド固定のプラネジを外し、シールド撤去

 インパネ上方のネジ2本と4本のボルトを外し
 メーターカバー(前方部分)を撤去

- ワイパー電源確保 -
 ハーネス加工済みなので、キーONで12Vかかる線と
 アースのみをGETするだけでOK

 キー裏の茶色線でも良いが、自分は10Aのリレーを
 かませた(オーディオ装着時に設置済みだった)

 スイッチ自体は小型だから、DCMポストの狭い隙間
 からも出せた

- フロントのベースを装着する -
 スイッチをハンドル側に、モーターへのカプラーを上方に
 出した状態で、 ベースをボルトで固定

 FRPの強度ってものがよく分からないので、
 締め付けトルクが分からず、 怖々と・・・笑

- フロントマスクを比べてみる -
 そのボリュームの違いが分かる

 まあ、メーターカバーとサイドカウルの一部も
 兼ねてますので、大きく見えるってこともありますが・・・

- ワイパーモーターを装着 -
 3本のネジで、モーターをカウルに止める

 ワイパー軸のナットは、この時には締めない
 (パラレルワイパーのベース金具が後で付くので)

- いよいよ、マスクを固定 -
 さすがは国産。ネジ穴にズレが無い・・・笑

 ハンドル脇に穴あけ加工し、シールドを止めていた
 ゴム製ナットを使用してカウルを固定する箇所があるのだが
 穴あけに抵抗があったので、 強力両面テープで圧着した

- リアのベースを取り付ける -
 おそらく、ここが一番悩んだトコ(20分くらい)

 なにしろ、ボルトの位置が合ってない。。。
 (車両本体の精度が悪いのかも)

 タンデムグリップ→ベース→ボディーの順に専用の
 ボルトで固定

- タンデムグリップとベースを接続 -
 リアBOX装着者のために隙間がある

 BOX未使用の場合は、アルミのスペーサーを挿入して、
 下からボルトで固定するのだが、これが合わない・・・

 先にココを仮止めしてみると、今度はボディーの穴が
 合わない(泣

 しゃあないので、FRPの穴を拡張して対応した

- ポールとシールド装着 -
 こりゃ簡単。作業も1人で可能

 1人の場合、ワイパーのボルトを先に仮止めしたら
 シールドが落ちないので 作業がラクだった

 ポールの左右を間違えないように注意

 シールド下端のネジは、穴ピッタリ♪

- ルーフをつけて完成♪ -
 ポールにルーフをのっけて、ひたすらネジで留めまくるのみ

 ポール先端にはキャップがあって、ネジ穴が空いているが、
 これがポールの 穴とずれているので、キャップを緩めて
 位置あわせする

 最後にモール状の雨どいを、シールドとルーフのエッジに
 嵌め込み、瞬間接着剤で10cmおきに点付け固定

 走行時のグリップ付近への水飛び防止のために
 雨どい(ゴムモール)は シールド下端よりさらに
 10cmほどカウル側にまで延長して挿入した

 作業時間は、1人で2時間ちょっとでできちゃいました
 メカニックの知識もスキルもまったく無い管理人なんですが
 これは器用かどうかで、時間が大きく変わってるんでしょう

 装着にはバイクの知識は不要! と言い切れるかも。。。

- 風防効果 -
 前方向からの風はほとんどなく、側方からのそよ風と
 後方から回り込む、腰辺りの風があるのみ

 走行中に、ZIPPOでタバコに火をつけられる程の
 風防効果がゴールドウィング以上!

 多少の横風は、走行すれば消える。逆に、止まっている
 ときの方が、風で寒いという不思議な感覚

- 安定性 -
 若干重心が上がるが、街乗りする分には特に変化は無い
 向かい風のときには、やはり最高速は落ちる
 概ねメーターで5〜10キロといったところか・・・

 すり抜け時に、トラックのミラーに注意を要するらしいが
 北海道の広い道では、そんなシビアな条件でのすり抜けは
 ありえないので、検証不能。。。

- 防寒性 -
 現状(4月上旬)の北海道では、まだほとんどバイクを
 見かけないが、そんな中でもジャケット無しで通勤できる

 下半身はノーマル同様なので、ももしきさえ履けば、
 上は気温一桁でも、春の装いで走行可能

 グリップ付近も、ノーマルに比べればかなり風当たりは
 減少するが、さすがに気温0度ではグローブ必要だった

- 雨天の視認性 -
 パラレルアームのワイパーは、Rの大きいシールドも
 拭き残しなく、かきとってくれる

 逆光時の、気になる反射はないが、経年変化で劣化する
 ことが予想される

 風防効果が高く、メットのシールドが不要になるため
 視認性はさらに向上する

- スタイル -

 ピザ屋みたいだと言う人には、
 『ピザ屋が採用するんだから快適な証拠だ』と言っている

 フロント回りがデカくなったので、見た目に屋根との
 バランスが取れてるので、Fノーマルのままで屋根を
 つけると、おそらくかなり不恰好だろう

 ルーフ同色塗装よりも、ゲルコートのダークグレーの方が
 ルーフの存在感は少なく、見た目の安定感が高いと思う

 毎朝、天気予報の降水確率を見ながら、
 「今日はバイクにするかクルマにするか・・・?」
 という悩みから解消されました。

 交差点で、にわか雨に濡れているライダーを横目に
 あったか&マターリ通勤できる優越感は、
 通勤を楽しみなものに変えてくれました♪

 - Special thanks!! - Text & Impression : MAH

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